J;実験5】植物の光合成色素の分離: 薄層クロマトグラフィ
セミナー基 171 関連 基例 34
次の①~④に示す実験を行い, 下のような結果を得た。以下の各問 TLCシート
いに答えよ。
試験管(またはクロマト
グラフィー用ガラス筒)
2cm
ーガラス
毛細管
① ある被子植物の緑色の葉を乳鉢に入れ、 硫酸ナトリウムを加
-前線
えてすりつぶし、ジエチルエーテルを加えて抽出液をつくった。
(2) 薄層クロマトグラフィー用プレートの下端から 2cmの位置に
鉛筆で線を引き、細いガラス管を用いて抽出液を線の中央に
つけ, 抽出液が乾くとさらに抽出液をつける操作を5回くり返
した。
10
cm
色素
1.5~2cm
原点
展開液
展開液
上端
③
5mmの深さになるように展開液を入れた試験管の中に, プレートの下部が浸かるよう
に入れ,栓をして静置した。
a
(4
展開液がプレートの上端近くまで上がってきたらプレートを取り出し, 分離した各色素の
輪郭と展開液の上端を鉛筆でなぞった。
【結果】抽出液を展開したプレートには,上からa(橙色), b(青緑色), c(黄緑色), d (黄色),
e(黄色)の色素が分離した。 図1は, プレートと鉛筆でなぞった色素の輪郭を示したもので
ある。
問1. 図1のcの色素の Rf 値 (Relative to front) を, 小数第3位を四捨五入して
図 1
Rf 値 =
原点から色素の中心点までの距離(b)
原点から展開液の先端までの距離(a)
小数第2位まで求めよ。
展開液の先端-
(前線)
10
色素の中心点
a
b
原点
展開液温度・
シートなどの条
件が同じであれ
ば,Rf値は色素
の種類によって
一定になる。
CのRf値:
+0.43
23
0.434
23/100
117 92
80
69
110
e
原点
問2. 図1の a〜c は何の色素だと推測されるか。 色素の名称をそれぞれ答えよ。
aカロテン
クロロフィルb
J
b0ロフィルadc
問3.図2は, この植物の作用スペクトルと, a~c の色素の吸収ス
ペクトルを示している。c の色素の吸収スペクトルは, A〜D のう
ちどれか。
BH
吸光度(相対値)!!
光合成の効率(相対値)
M
600
光の波長
図2
700
(nm)
400
500