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物質が水素を失う→酸化された
物質が水素と結びつく→還元された
と定義されます。
電子を失う→酸化された
電子を受け取る→還元された
という定義もあります。
こればかりは暗記です。
昔、酸素を得ることを酸化、失うことを還元と定義したんですが
酸素と結びついて酸化物になることと、塩素と結びついて塩化物、硫黄と結びついて硫化物になること、これらの反応では『物質間での電子のやり取りがある』という共通点があることが分かったんですね。ほかにも共通性があって、じゃあ全部、酸素が関与していなくても酸化還元反応と捉えちゃえ、となったわけです。
まぁそういうわけなので覚えるしかないのですが、一応これを覚えていなくても解くことは出来ます。2つ方法を説明しておきます。
■もう片方から定義する
⑴⑷どちらの下線部も、酸素を得ても失ってもいませんよね。しかしもう片方の物質に注目してみると、酸素を得たり失ったりしているんですね。
⑴なら2H2は酸素を得て酸化されています。⑷はこれで考えることはちょっと難しいですが。
片方が酸化されたということは、もう片方は還元されたはずです。よって⑴は還元です。
ただこの方法は極端な場合のみしか使えないので実用性は皆無です。自分が酸化された=相手を還元させたというのは酸化剤、還元剤についての重要な考え方ですので覚えておいてください。
■.酸化数
こちらがメインの方法です。
酸化数の定義なんかは教科書を見てもらいたいんですが、方法だけ載せておきます。
【酸化数】
《単体・単原子イオン》
①原子は0
②イオンは電荷(+や-の数)
《化合物・多原子イオン》
③水素原子は+1
④酸素原子は-2(H2O2のみ-1)
⑤アルカリ金属は+1(③より優先)
⑥アルカリ土類金属は+2(③より優先)
⑦ハロゲンは-1
⑧化合物全体は0
⑨イオン全体はイオンの価数
覚えることが多いですがこんな感じです(⑥⑦は試験にはほとんど出ません)。
で、ここからが重要ですが
反応後、その物質の酸化数が増えていれば酸化された
反応後、その物質の酸化物が減っていれば還元された
といえます。
したがって問題は
⑴
O2:単体、①より0
2H2O:Oは化合物中、-2
0→-2 還元
⑷
2H2S:Hは+1、H2で+2、
全体は0だからSは-2
3S:単体、0
-2→0 酸化
とても分かりやすくて理解が深まりました。
解説してくださりありがとうございます!