定数を含む方程式の問題は、
「定数の値によってグラフの形がどのように変化するか」
を出来るだけ分かりやすく視覚化することが大きなポイントになる場合があります。
よく使われるのは、「定数を含む式」と「定数を含まない式」を左辺と右辺に分離して、2つのグラフの共有点の問題として考える、という方法です。
定数を含まない式のグラフは動かないので、定数を含む式のグラフの動きだけに注目することで見通しが良くなります。
この問題の場合、上手く式変形してやると、定数aを含む式のグラフは
「x軸上に頂点を持つ放物線で、x方向にのみ平行移動する」
ものとして表すことができます。
このグラフと、もう1つの動かないグラフとは、ちゃんと
・a=-1、5/3のとき、1点で接する
・-1<a<5/3のとき、異なる2点で交わる
・a<-1、5/3<aのとき、共有点を持たない
となっています。
異なる2点で交わるときの実数解xの取りうる値の範囲は、-2≦x≦2/3です。
※そちらの解答では-2<x<2/3となっていますが、
・a=1のとき、x=-2、0
・a=-1/3のとき、x=-4/3、2/3
と、異なる2つの実数解を持つので、「<」ではなく「≦」のはずです。