561. 磁場を横切る金属棒$ 図のように,
水平な xy平面上でァ軸に平行となるよう
に, 電気抵抗がなく十分に長い 2 本の導体
レールP, Qが間隔 7 で固定され, Pは接
地されている。 2 本の棒 1 , 2 がy軸に平
行にレール上に置かれ, ヶ軸の方向になめ
らかに動くことができる。棒1, 2の質量はそれぞれ zi, Zzz, レール間に渡したとき
の電気抵抗はそれぞれ 束,,。 である。ァ=0 の部分には, 鉛直上向きに磁東密度の大き
さきがちぢの一様な磁場がかけられている。棒 2 をァ>0 の部分に速度0 で置き, 棒1を
ァぐ0 の部分から初速度 (>0)ですべらせるとき, 次の各問に答えよ。
(1) 棒1がァー0 を通過した直後に, 棒 1 に流れる電流 7。の大きさと向きを求めよ。
(2) 棒2を流れる電流が7になったとき, 本2が受ける力チの大きさと向きを求めよ。
(3) (②)のとき, 微小時間 7 あたりの秩 2 の速度の変化は 。ニーー であり, 棒2
の運動量の変化は zzゅニル7 と表される。このとき, 棒1が受ける力から棒 1 の運
動量の変化が求まる。これを利用し, 棒1, 2 の運動量の和が保存されることを示せ。
(4) 時間が十分に経過すると, それぞれの棒の速度は変化しなくなった。このときの
棒 1 の速さとレールQの電位を, ヵ。 を用いてそれぞれ表せ。 (13. 東京工業大 改)
(0 了 2のio びレールからなる回路に電流が流れる。これ
8 ゞ軸の負の向きの電磁力を受けて減速し始め, 棒 2 は*軸
の正の向きの電磁力を受けて加速し始める。 十分に時間が経過すると,
SH RS すなわち, 棒が水平方向に受ける力は 0 とな
解説) Q) 棒1が速くさん。でxニ0 図1 枯
を通過した直後は, 棒 1 に誘導起電 y
カ =27 が生じ, 回路に電流が
流れ始める瞬間である。このとき,
権 2 は静止しており, 棒 2 には誘導
起電力は生じていない(図 1 )。した
がって, 回路に生じる起電力は z。/
となる。また, 回路の抵抗は, 棒 1 と棒 2 が直列につながっているの
で,瓦十史。 である。 オームの法則から, 回路に流れる電流 7。 は,
の 半 oo//
9 所十選 。 刀二巡。
棒1が動くことによって, 回路の面積は減少し, 回路を鉛直上向きに
貫く磁東が減少する。 レンツの法則から, 鉛直上向きの磁場が生じる
ように, 回路に誘導電流が流れる。すなわち, 図 1 の回路を反時計ま
わりに流れる。棒 1 には, y軸の負の向きに電流が流れる。
(2) 棒2を流れる電流が磁場から受
けるカカ7は, アテムp/7 と表される。
ここで, 棒 2 にはy軸の正の向きに
電流が流れているので, カカアの向き
は, フレミングの左手の法則から,
*軸の正の向きとなる(図 2 )。
(3) 棒1, 2 の長き, 流れる電流の大
きさはそれぞれ等しく, 同じ磁場中
を運動している。 磁場に対する電流
の向きだけが逆なので, 棒 1 を流れ
る電流が磁場から受ける力は, 棒2
を流れる電流が受ける力と常に逆向
きになり, 一と表される(図3)。
これから, 微小時間 7あたりの棒
1 の運動量の変化 2 は, 問題文の棒 2 と同様に考え,
72:テーアル47
棒 1 2 のそれぞれの運動量の変化の和をとると,
7の十2デニーア27 上7テ0
したがって。 両者の運動量の変化の和は 0, すなわち, 両者の運動量
の和は保存きれる。
(4 十分に時間が経過すると, 各棒は一定の速さで運動しており, 棒が
受ける水平方向の力は 0 となる。 すなわち, 棒には電流が流れていな
いことがわかる。また, 回路の面積は変化しておらず, 棒1, 2 は等
しレい速度で運動している。この速度を g』 とする。棒 1 がァニ0 を通
図2 棒1 ⑦⑳j 棒2
で長さ / の導体棒が, 破
束密度おの磁場中を磁場
と垂直に速さぃで運動す
る場合, 導体棒に生じる
誘導起電力の大きさは,
=og7 である。
〇棒 1 は電源と抵抗, 棒
2 は抵抗としての役割を
それぞれ果たしており,
図 1 ではそれをわかりや
すく示している。
〇(②) 棒 1 がァ=0 を通
過した直後, 棒1はヶ軸
の負の向きに力を受けて
減速し, 静止していた棒
2 は軸の正の向きに力
を受けて加速する。棒 1 .
2 の速さを ヵ, 。 とする
と, ヵ は小さく, ぁみは大
きくなり, 回路の起電力
7一7 は 0 に近づ
く。やがて両者の速べが
等しくなると, 回路の起
電力は 0 (流れる電流も
0 ) となる。 すなわち
この間に回路に流れる電
流は, 常に反時計まわり
(750
〇与えられた式
>2みニア7 は, (運動時
の変化) = (受けた力積)
の関係を表している。
〇回路に電流が流れると
力学的エネルギーの一部
が熱となって外部に放出
されるため, 力学的エネ
ルギーは保存されない。
しかし, 運動量保存の法
則は成り立つ。
このとき, 回路全体の
起電力が0 , 流れる電流
が0 であり, 棒が受ける
電磁力も 0 となる。
過した直後と十分に時間が経過したときとで, 棒1と2の運動量の和
は保存さきれるので,
221の0十222X0三(27」十222) 2。 の3三 ーーーーーーの。
また, このとき, 回路全体の起電力が0 となるのは, 棒1, 2に生じ
る起電力が逆向きで大きさが等しくなるためである。 棒 1 に生じる起
mm加
棒 1 の内部の電子は, フレミングの左手の
法則から, ローレンツカカをレールQの側に
向かって受ける。 すなわち, QはPよりも
低電位となる(図 4 )。Pは接地されている
ので電位は 0 であり, Qの電位は,
721
22 十 772 4
力の大きき 区′ は, 2。 を用いて, 尻/テ
のop/
仮に回路の面積が変化
すると, 回路全体に起電
力が生じてしまうので,
避路の面積は変化してい
ない。
レールP, Qの間の電
位差は 'である。
不明点あれば質問してください。