指数関数

【教科書】数Ⅱ 数研出版

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karavolley

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ページ1:

164 第5章 指数関数と対数関数
第1節 指数関数
1 指数の拡張
αの累乗 α については, 指数nが正の整数の
場合を学んでいる。
ここでは,指数の範囲を整数, 有理数, 実数と
順に拡張していこう。
A 0や負の整数の指数
指数
個
a=axax..
・Xa
mnを正の整数とするとき、次の指数法則が成り立つことは、既に
数学Ⅰで学んでいる。
1
=
a²
第1節 指数関数 165
0や負の整数を指数とする累乗を前ページのように定義すると, a≠0,
60 のとき, 指数法則1~3は,m, nが整数のときにも成り立つ。
例えばm=5,n=-2 の場合について, 指数法則1~3が成り立つ
ことが、次のように確かめられる。
1 a5a²=a³×
a²
=a³=a5+(-2)
2 (a)-2-
1
=
(a5)2
1
5x2
=α- (5×2).
=a5x(-2)
1
3 (ab)
1
1
(ab)2 a2b2
1
×
a²
62
=a-26-2
また、指数法則1を用いると
10
1 a"a"=a"+"
2 (a)" an
3(ab)"=a"b"
法則が成り立つように,αの累乗の意味を定めよう。
指数法則1が,整数の指数について成り立つとすると,例えば
a0 とする。このとき, 指数が0や負の整数の場合にも,上の指数
am
an
1
a"
=am x =a" Xa"=am-n
更に、指数法則3と2を用いると
10
m=3, n=0のとき
a³aº=a3+0=a³
ゆえに α=1
(c)"=(ab-'"=a"(b-'"="6"-a"
指数関数と対数関数
数
br
以上のことから, 次の指数法則が成り立つ。
15m=3, n=-3のとき 'a-3=3+(-3)=q=1
ゆえに α-31
3
そこで, 0 や負の整数を指数とする累乗について,次のように定める。
指数法則
06=0で,m, nが整数のとき
a≠0 で, n が正の整数のとき
α=1,
1
a"=
1 ama" =am+n
15
an
2 (am)=an
am1
3 (ab)"=a"b"
すなわち
α°=1, a1=
1
1
1
a'
a²,
a_n=
an
1'
Fam-n
an
a
a"
問1 次の式を計算せよ。
(1) a¯4a5 (2) (a2) (3) (ab)² (4) a²÷a³
次の式を計算せよ。
(2) 2-3=
1 1
23
8
このままで
↓
練習
2
(5) 0.2-2
20
(1) a³a
例
1
(1)5°=1
20 練習
次の値を求めよ。
1
(1) 4° (2) 3-2
(3)10-3
(4) (-5)-3
1000
125
10.04
(2) (α-3)-1
(3) (ab-1) aa

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166 第5章 指数関数と対数関数
6
B 累乗根
n を正の整数とするとき 乗すると αになる数, すなわち
となる数xをαの乗根という。例えば
2'=16, (-2)^=16であるから, 2と2は16の4乗根
(3)243であるから,-3は243の5乗根
である。 2乗根 3乗根, ・・・・・・を, まとめて 累乗根という。
の証明
(Vav6)"= ("a"(V6)"=ab
ここで,a>0,760 から
よって
Vab=ab
√√√√b>0
第1節 指数関数 167
指数法則を用いて、前ページの性質2~5を証明せよ。
( ) 3612=1/6×12=12×3=1F VF =2V9
(2)√3/64=2×3/26=26=2
(3)/27=33=2×3/31×3=√3
正の数an乗根のうち, 正であるものについて考える。
右の図からわかるように、 正の数αに対し
て, x=a を満たす正の数xがただ1つ定ま
ya
y=x"
a
(x≥0)
次の式を簡単にせよ。
10 る。 これを で表す。
(1) 92 (2) 28 (3)
250
3/2
(4) 729 (5) 5/16
また,500 である。
0
【注意】 はこれまで通りで表す。
wa
例
2
(1/64=4=4
(2)/81=3=3
(
15
練習
次の値を求めよ。
3
(1)/343
(2) 5/32
(3) 0.0001
>0のときは次の2つの条件を満たすただ1つの数である。
(a)"=a,
n/a>0
このことから, 累乗根について次の性質が導かれる。
20
累乗根の性質
有理数の指数
a=0,6=0で,m, nが整数のとき, 指数法則
1 ama"=qm+n
2 (am)=amn
3 (ab)"=a"b"
が成り立つことは, 165ページで学んだ。 ここでは、指数が有理数のと
きにも、指数法則が成り立つように, 正の数αの累乗を定義しよう。
(a)=ax3=a2
指数法則が, 有理数の指数についても成り立つとすると,例えば
となるから
a¹³=√a²
axat=a計=a=1
となるから
1
a =
a3
40,6>0で,m,n, pが正の整数のとき
指数関数と対数関数
Cobab
1 "ab="ab
2
Va
6 V6
a
3 (a)"=√a"
4m/wa=mn/a
5 "a" = "hamp
そこで,指数が有理数である累乗について,次のように定める。
a>0で,m,nが正の整数が正の有理数のとき
a=√a
a
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