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◎ポイント 半反応式→イオン反応式→化学反応式の順番でかく!
半反応式の作り方(過マンガン酸カリウムの例)
1.反応前→反応後を書く(このとき、係数も合わせる)
MnO4- → Mn2+
2. 両辺のOの数をH2Oで合わせる
MnO4- → Mn2+ + 4H2O
3. 両辺のHの数をH+で合わせる
MnO4- + 8H+ → Mn2+ + 4H2O
4. 両辺の電荷をe-で合わせる
MnO4- + 8H+ + 5e- → Mn2+ + 4H2O (完成)・・・①
この要領で、シュウ酸についての半反応式をつくります。
(COOH)2 → (COO-)2 + 2H+ + 2e-・・・②
イオン反応式の作り方
例として上の①と②の2つの物質が反応する反応式を書きます。
半反応式とは電子e-を含む反応式のことです。イオン反応式にするには、この電子e-を消去してあげる必要があります。
だから、2つの半反応式にあるe-の係数を揃えるように、各式の係数を〇倍します。
今回はKMnO4の式が5e-, (COOH)2の式が2e-なので、最小公倍数である10e-に揃えれば良いですね。
したがって、①式の係数を2倍、②式の係数を5倍します。
2MnO4- + 16H+ + 10e- → 2Mn2+ + 8H2O・・・①×2
5(COOH)2→5(COO-)2 + 10H+ + 10e-・・・②×5
この2つの半反応式を足し合わせれば、両辺に同じ数のe-があるので、相殺されてe-を消去できます。
よって、
2MnO4- + 6H+ + 5(COOH)2 → 2Mn2+ + 8H2O + 5(COO-)2
(イオン反応式完成)
さいごに、化学反応式になおすんですが、化学反応式に直したい時は左辺に省略されているイオンを探して、書き足し、左辺で足し合わせたイオンを右辺にも足し合わせる要領で直します。長くなったので、詳しいやり方は割愛します。
分からない部分はピックアップして質問してください🙋♂️
凄くわかりやすい説明ありがとうございます!
あ、めんどくさいなと思うかもしれないんですが、酸化還元反応の式は複雑になりやすく、両辺の原子の数が合うように頭の中で係数を決めるやり方(目算法)は困難になります。
また半反応式については、教科書や資料集に載っている代表的なものを徐々に覚えていけばいいと思います。
式全部を覚えるのではなく、H2O, H+, e-を除いた、部分だけを覚えて、あとはさっきやった手順で作っていくのが正規ルートです。
暗記ゴリゴリというわけではないので、慣れも少々必要になってきますから、テスト前に毎日少しずつやるといいと思いますよ