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等式の帰納法の証明では、
n=kのときの成立を仮定し、新たな条件式①を得ます。
その後、n=k+1のときの式を変形して行く過程で①を用いることで、n=k+1でも成り立つことを示していきます。
しかし、今回の不等式では仮定より得た新たな条件を利用しn=k+1のときの不等式左辺をまず左側に作ると、右辺には目的の形が現れません。
また、そこから目的の右辺を得るような手法として以下のものが最もシンプルで妥当だからです。
以下はわかっているとは思いますが、おおまかに今回の流れを示しています。読まなくてもいいと思います。
A<Bを示したいのにA<Cという式が出てきてしまったという状態です。
この状況から目的の不等式を示すには
BとCの大小関係にB<CとC<Bのどちらが言えればいいでしょうか?
(a)「A<CかつB<C」と(b)「A<CかつC<B」のどちらでしょう?
(a)のとき、これではAとBはともにCよりは小さいことはわかりますが、AとBの大小関係は確定しません。
(b)であれば、A<C<Bですから、A<Bが得られます。
今回は
A=1/1^2+・・・+1/(k+1)^2
B=7/4-1/(k+1)
C=7/4-1/k+1/(k+1)^2
です。
1/1^2+・・・+1/(k+1)^2<7/4-1/(k+1)
を示したいが、
1/1^2+・・・+1/(k+1)^2<7/4-1/k+1/(k+1)^2
が出てきてしまい、目的の形ではないので
7/4-1/k+1/(k+1)^2 <7/4-1/(k+1)
を示せれば良いので、(右辺)-(左辺)>0を示しにいっています。
とても詳しく説明してくれてありがとうございました😭