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浸透圧の計算はファントホッフの法則を利用する。
πV=nRT ただし、浸透圧では物質量であるnは今溶液に溶けている総物質量であることに注意する。
(なお、この計算にあたって原子量が必要なため、ここに明記しておく。H=1.0 C=12 O=16 Na=23 Cl=35.5 Ca=40)
(A) 塩化カルシウムの物質量は55.5*10^-3/111=5.0*10^-4 [mol]
ただし、この物質量は先程の説明の総物質量ではない。塩化カルシウムは水に溶かすと電離を起こすためである。なので次に電離したイオンの総物質量を求める。CaCl2→Ca2+ + 2Cl- このイオン反応式より総物質量は(5.0*10^-4)*3=1.5*10^-3 [mol]

(B)塩化ナトリウムの物質量は23.4*10^-3/58.5=4.0*10^-4 [mol]
塩化ナトリウムも同様に溶液中では電離を起こす。
NaCl→Na+ + Cl-
よって総物質量は(4.0*10^-4)*3=1.2*10^-3 [mol]

(C)グルコースの物質量は225*10^-3/180=1.25*10^-3 [mol]
グルコースは溶液中で電離を起こさないのでこれがそのまま総物質量になる。
今A,B,Cは全て100mLの水に溶かし、温度一定のため、πV=nRT のV,Tは一定である。つまり、浸透圧の大きさは物質量に依存する。なので、B,C,Aの順に液面差が大きくなる。

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