平面上での直線と円の交わり方を考えてみると、以下の3パタンになります。
-----
①:2点で交わる(円を串刺しにしている状態)
②:1点で接する(円にピタッとくっついてる状態)
③:0点で交わる(交わらない、という意味です)
-----
これを頭に置きながら、問題を見直します。
この問題で与えられた式は、x²+y²=25、y=3x+k になります。
きっと、解答では円の式のyに直線の式のyを代入し整理していると思いますが、
の式の意味を考えてみます。
yで代入しているといことは、yの値が同じになるということ。
導かれた方程式は、yの値が同じ時のxの値を求める式になっている。
つまり、交点のx座標を求める式ができた、ということですね。
この式をf(x)とします。
改めて、図形的な形を考えると、
①のとき、
2点で交わる
→交点のx座標が2種類ある
→f(x)が異なる2つの解をもつ
→f(x)の判別式が正になる。
②のとき、
1点で交わる
→交点のx座標が1種類ある
→f(x)がただ1つ解をもつ
→つまり、重解を持つ
→f(x)の判別式は0になる
③のとき、
0点で交わる
→交点のx座標が存在しない
→f(x)がただ解をもたない(虚数解をもつ)
→f(x)の判別式は負になる
今回、kが2つ出てきてますが、
円の上側で接する場合と、下側で接する場合あるため、
それぞれの状態が、各kの値で表されています。
さて、kが定まると、一つのkに対して上で書いたf(x)の式が一つ決定します。
f(x)は交点のx座標を表す式なので、解くと重解のx座標が出てきます。
つまり、kが一つ定まると、円と直線の接し方が一つ定まり、f(x)が定まり、その時の重解のx座標が定まる。
kは2種類あるので、重解の持ち方も2種類でてくる。
以上ですが、不明な点があればご質問ください。