実をいうと二酸化ケイ素内でもファンデルワールス力の作用はあります。しかし小さすぎるので無視できるという感じです。
〈補足〉分子結晶と共有結合性結晶
分子結晶はナフタレンC8H10などの分子がファンデルワールス力によって集まってできた結晶のことです。ナフタレンは分子なので、C8H10のみで存在できる点が特徴です(C8H10は分子式)。ほかの分子結晶として氷やドライアイスなどが挙げられます。
共有結合性結晶は今回のSiO2のような結晶で、SiとOとがSiO2という繰り返し構造を持って、共有結合で繋がることでできる結晶のことです。大きさに決まりがないので、この繰り返し構造からSiO2(二酸化ケイ素)結晶という風に呼びます。SiO2はあくまで繰り返し単位なので、SiO2というものが存在するわけではありません(いわゆる組成式というやつです)。ほかの共有結合性結晶としてダイヤモンドが挙げられます。
長文失礼しました。