塩化セシウムなどの
DNAの密度差で分離する手法
窒素の同位体を用いて新しくできたDN
16. 遺伝情報の複製 5分 DNA の複製のしくみを明らかにするために, メセルソンとスタールは,
密度勾配遠心分離法を用いた実験を行った。 大腸菌を15N のみを窒素源とする培養液で何代も培養し、
14Nからなる軽い DNA (14N-DNA) を重い DNA (15N-DNA) に完全に置換した。 14N-DNAと15N-DNAは.
塩化セシウム溶液に加えて遠心分離すると, 別々のバンドとして区別することができる。 この原理を利
用して, 14Nのみを含む培養液でさらに1~3回分裂させた大腸菌からDNAを抽出して, 密度勾配遠
心分離を行った。 バンドの位置を記録し, それぞれのバンドから得られたDNAの量を測定した。
問1 14Nのみを含む培養液で大
腸菌を1回分裂させたとき
回分裂させたとき、3回分裂さ
せたとき,それぞれの大腸菌か
ら得られたDNA を密度勾配遠
心分離した結果として最も適当
なものを,図の①~⑦のうち
から一つずつ選べ。 なお、 同じ
ものをくり返し選んでもよい。
遠心力の方向
a
14N
aとの中間
b
C
15N
Of
bab ab
b
ab ab
bab
bab
ab x b
DNA分子の位置
①
④
② ③
⑤ ⑥
⑦
bb: ab=
問2 14Nのみを含む培養液で大腸菌を3回分裂させたとき,図の a, b, c の位置にあるバンドから得
られたDNA量の比 (a:b:c)はいくらか。最も適当なものを,次の①~ ⑨のうちから一つ選べ。
① 0:1:3 ② 0:1:7
③ 1:3:1 ④ 1:7:1 ⑤3:1:0
3:7:3
⑧ 7:1:0 ⑨ 7:1:7
⑥ 3:1:3
[21 東邦大 改]