発展例題14 二酸化炭素の状態図
図は,二酸化炭素の状態図を模式的に示したものであ
る。 次の各問いに答えよ。
問題21
00837
〔×105Pa〕
(1) 領域 I, II, IIIでは, 二酸化炭素はそれぞれどの
ような状態にあるか。
圧力
08.10.15
I
II
(2) 1.013×105 Pa を表す線は,図中の (ア)~ (ウ) の
どれに相当するか。
(ア)
(イ)
A
(ウ)
(3)状態図から,一定温度で液体に圧力を加えると,
状態はどのように変化することがわかるか。
(4) 点A,Bの名称はそれぞれ何か。 また, 点Bより
も温度・圧力の高い状態は何とよばれるか。
考え方
(1) 一定圧力で温度を高くすると, 固体 液体→気体と変化する。
温度[C]-
解答
(2) 二酸化炭素は, 1.013×10 Paでは昇華性を示し, 固体から直接
気体に変化する。
(1)
Ⅰ
固体
Ⅱ
液体
III 気体
(2)
(ウ)
(3)
固体になる。
(3)Iの固体とⅡの液体の境界線が右上がりなので,一定温度で圧
力を高くしていくと, 液体は固体に変化する。
(4) Aでは,固体、液体、気体の3つの状態が共存し, これを三重
点という。点Bの温度と圧力を超えると, 液体と気体の密度が同じ
になり、 液体と気体を区別できなくなる。 この点を臨界点といい、
これよりも温度と圧力が高い状態を超臨界状態という。 超臨界状態
の物質を超臨界流体といい, 物質を溶かし出す性質にすぐれる。
(4) A 三重点
B臨界点
超臨界状態