【原形不定詞】
■make O do
『(Oの意志に関わらず)無理に〜させる』
forceよりも弱く、命令的な強制。単に原因を表す場合もある。
例:『日夜働かされた』
『彼の冗談に笑ってしまう』
『母が私に部屋を掃除させた』
■let O do
『(Oが〜したいと思っていて)それを許可する』
「したいならどうぞ」という放任的な意味合い。
例:『兄が兄のコンピュータの使用を許可してくれた』
■have O do
①『(目上の人が目下の人に)Oに〜させる』
makeよりも弱く、上司から部下に対してなど当然の行為に対して用いられる。
例:『母が息子に荷物を運ばせる』
②『(ある職業の人にお金を支払って)〜してもらう』
例:『歯科医で歯を診てもらう』こちらも対価としてお金を支払っているため当然の行為ととれる。
■get O do
『(頼んで、説得して)Oに〜させる/してもらう』
立場的に自分が下または同等の場合が多いか。何らかの努力を伴うことを暗示。
例:『学生に2人1組で作業させる』
『医者に子供を診に来てもらう』
『コンピュータに喋らせる』
【不定詞】
■force O to do
『(権力や物理的な力によって)Oに強制的に〜させる、余儀なく〜させる』
例:『けがのせいで〜をやめざるを得なかった』(受身の形)
『何とか頑張って〜した』(I forced myself to……)
■compel O to do
『(権力や圧力などで)Oに強制的に〜させる、する羽目に追い込む』
forceよりは弱く、やや堅い語。forceのように物理的な力が伴うことはない。
例:『無理やりお酒を飲ませる』
『(スキャンダルなどのために)辞任せざるを得なくなる』
■oblige O to do
『(法律・規則・慣習などが)Oを〜するように義務付ける、余儀なく〜させる』
compelよりも弱い。本人の納得の上でさせること。早急にそうすることが望まれるを暗示。義務的な意味合いが強く、受身の形で用いられることが多い。
例:『ヘルメット着用が義務付けられている』(受身の形)
■allow O to do
『Oが〜するのを許す、許可する』
letの場合は放任的な意味合いで、その行為は特に反対されていないが、allowの場合は容認するという意味合いが強く、その行為を少しでも反対されている場合はallowを使うのが望ましい。
例:『両親が彼の留学を許す』→彼は両親に留学を反対されたことがあると読み取れる。
■impel O to do
『(考え・感情などが)Oを〜に駆立てる、促す、強いる』
他の外部に働きかける動詞とは異なり、自分に対してのみ使う動詞。
例:『良心に責められ口を開く』
『貧しさのあまり盗みを働く』
【まとめ】
強制力の強さ順に
force(物理的な力、権力による強制)
compel(権力など抗えない力による強制)
make(命令的な強制)
oblige(義務や必要上やむを得ず)
have(当然の行為)
get(努力してして何かをもらう)
allow(容認)
let(許可、放任)
impelのみ別で、自身が駆り立てられるという意味合い。
また、「許す」という意味ではほかにforgiveがあるが、これは『(過去の過ちや罪を)許す』という意味で、allowはこれからのことを容認するためこの部分で異なる。