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命題論理で,その対偶に当たるものは真偽が同じになりますね.与えられた命題が真であることは自明なので,当然対偶も真になるわけです.
「逆」について,反例はx=-1, y=-1などが挙げられると思います.
これは「あるyについてxy>0」が真なのに対し,「x>0」が偽であるから,逆は成り立たないことがわかります.
「逆」に対しての対偶は「裏」であるので,逆と裏の真偽は一致するはずです.調べてみると,先に挙げた反例(x=-1, y=-1)で同様に偽であることが示せますね.
対偶について調べてみましょう.先に述べたように,命題が真であることから,対偶についても真になるはずです.
「すべてのyにおいてxy≦0」となるようなxについて考えると,これはx=0のみですね(xが負だとyが負のとき成立しないし,xが正だとyが正のとき成立しない).
ここで,結論は「x≦0」なので,x=0は真ですね.つまり対偶も真であることがわかります.
対偶に反例が1つでも有れば,対偶は偽となります.反例がなければ対偶は真です.
また,命題論理では「P→Q」という命題について,「P=(偽)」というときは「P→Q」を真とすることになっています.また,「P=(真)かつQ=(真)」というときも「P→Q」は真です.逆に,「P=(真)かつQ=(偽)」というときは「P→Q」が偽となります.つまり,問われた命題の中に「P=(真)かつQ=(偽)」の事象が一つでも含まれれば,「P→Q」は偽です.
今回の問題の対偶でいうと,
P=「すべてのyにおいてxy≦0」
Q=「x≦0」
ですね.以下にこの問題の対偶が恒等的に真であることを示してみます.
(1)x<0のとき,Pはy<0で成立しないので,偽です.上に書いたとおり,P=(偽)のとき,「P→Q」の命題は「真」です.
(2)x=0のとき,yにどんな数を入れてもxy=0なのでPは真ですね.このとき,Qはx=0を含むのでQも真です.P=(真),Q=(真)なので,この場合も「P→Q」の命題は「真」です.
(3)x>0のとき,Pはy>0で成立しないので,偽です.P=(偽)のとき「P→Q」の命題は「真」です.
(1)〜(3)より,xの実数全ての範囲について「P→Q」が真であるので,この命題は恒等的に「真」となります.
分かりにくくて理解できないところがあったら言ってください!
とても分かりやすいです!「P=(偽)」というときの「P→Q」を真とすることを初めて知りました…(笑)本当にご丁寧にありがとうございました!
対偶で当てはまらない場合があっても0のように例が一つあれば真といえるのですか?
返信おくれてすみません!!