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a=0のとき、0・x+b>0 
「0に何をかけても0になるから、x消えちゃうじゃん」と思うかもしれませんが、xの値はちゃんと存在します。
どうやってそれを見つけるかというと、bの値によって不等式が成り立つのか成り立たないのか、で判断します。

例えば、b=1としましょう。このとき、
0・x+1>0 
0・xは当然0なので、1>0 だけ残ります。当たり前の話ですが、「1は0より大きい」これって成り立ちますよね。
つまり、b=1ならこの不等式は常に成り立つのです。肝心のxですが、消えていますが、xは何だっていいんです。100だろうが-100だろうが、1>0に影響はありません。
ようするに、b>0のときは、この不等式のxは何を入れても成り立ってしまいますので、『すべての実数』というのが答えになります。

一方、b=-1としましょう。このとき、
0・x-1>0 → -1>0 だけ残ります。
「-1は0よりおおきい」そんなことはありませんよね。ということは、この不等式は成り立たないんです。
xはというと、xに何を入れても不等式が成り立たないので、
ようするに、b<0のときは、この不等式のxには何を入れても成り立たないので、『解はない』という答えになるのです。

下の問題
(a-1)x+3>0
→ (a-1)x>-3
この式で、通常はa-1で割るのですが、a-1の値によって不等号の向きが変わったり、します。それは
a-1>0、a-1=0、a-1<0のときで場合分けをします。

①a-1>0のとき
両辺をa-1でわると、
x>-3/(a-1)

②a-1=0のとき
上記の問題で行ったように、
0・x>-3 の式は、xに何を入れても成り立ちますので、xはすべての実数

③a-1<0のとき
不等式を負の数で割ると、不等号の向きが変わります。
a-1は負の数と設定していますので、両辺をa-1で割ると
x<-3/(a-1)
となります。

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